活動内容
Activities

神奈川県立二俣川看護福祉高等学校(旭区)にて環境教育(2部制)を実施しました

2024年12月12日(木)と2025年1月9日(木)に、マテックス株式会社株式会社アイ工務店による環境教育を、神奈川県立二俣川看護福祉高等学校(旭区)の2年生(福祉科)を対象に実施しました。
 
■第一部
2024年12月12日(木)は第一部として、マテックス株式会社による「住まいと健康」をテーマとした特別講義を実施しました。
講義前半では「住宅の寒さによる健康リスク」と「省エネであたたかい住宅するための対策」をお伝えし、後半のグループワークでは前半で学んだことをもとに「興味を持ったこと」や「これから行動したいと思ったこと」をまとめ、発表していただきました。







■第二部
2025年1月9日(木)は第二部として、株式会社アイ工務店の住宅展示場を訪れ、第一部で学んだ省エネ住宅を実際に体験・体感していただきました。

3棟のモデル住宅を巡る中で、トリプルガラスの樹脂サッシ窓に触れて、屋内外の温冷感の違いを感じたり、屋根裏を覗き込んで、断熱材がどのように施工されているかを学んでいただきました。

またリビングと和室、お風呂と洗面所が段差なく連続していることに着目し、省エネ性能だけでなく、バリアフリーの観点に興味を持つなど、福祉科の生徒ならではの視点で、体感しました。
  

 

見学後の質疑応答では、外から家の中に入ったときの温かさに驚いたという声や、空調の数、大小様々な窓の用途の違いについての質問が上がりました。
■生徒の声
・住まいの環境についてお話を聞き、家を安心できる場所にするには工夫が必要なんだと学びました。日本が他国よりも寒い環境で暮らしていると知り、他国の住まいと同じようになるためには、カーテンや二重窓の取り付けなど、簡単なところからでも何か対策をしていくことが大切だなと感じました。
・冬の家は寒いのが当たり前だと思っていたので、寒い家は危険だと知り驚きました。寒かったら我慢するべきだと思っていましたが、逆にそこから事故を起こしてしまうことを知り、気をつけたいと思いました。部屋もあたたかく18℃以上に常に保つことが大事だということを知ることが出来ました。
・将来のことを考えて、あたたかい部屋に住みたいと思いました。温度だけでなく、家づくりにも気をつかって省エネにも気をつけたいと思います。